画像解析によるマングローブ水域おけるプラスチック汚染実態把握と生態系への影響評価研究

マングローブ水域におけるプラスチック存在量の評価

Research topics

Topic

研究項目

マングローブ水域におけるプラスチック存在量の評価

  • 衛星画像
  • ドローン写真
  • 近赤外線カメラ
  • 汚染モニタリング

Research member

研究メンバー

Background & Purpose

研究背景と目的

陸域からのプラスチック流出対策を検討するためには、まず市街地などにおける発生源を特定するとともに、研究対象であるマングローブ林周辺における汚染状態を把握することが重要となる。

本研究では、衛星画像やドローンで取得できる画像の解析により、プラスチックごみ集積箇所の特定やその存在量を評価することを目的とする。

具体的には、プラスチックが太陽光などの入射光に対し近赤外の波長帯の光を強く反射する特性を有するという光学特性を利用した,沿岸域の浮遊プラスチックごみの検出手法(Biermann, L et al,. Nature, Scientific reports, 2020)を発展させて、光学衛星画像や無人航空機UAV(ドローン)を使った空撮により高解像度画像を取得して、プラスチックごみの状況、その存在量を評価する新たなモニタリング技術の開発を試みる。

Details

研究内容

赤(R)と緑(G)と青(B)による可視画像に加えて、近赤外(NIR)の画像を取得することにより市街地プラスチックごみを検出する手法を開発中である。

近赤外(NIR)と緑(G)のバンド強度を用いる手法が河口域やマングローブ林周辺に堆積しているプラスチックゴミの検出に有効かどうか、さらに改良すべき点を検討する。

そして、ごみ監視候補地における地元自治体によるドローンによる写真測量手順を検討する。

研究対象となる、河口域にマングローブ林を有するKlang river を対象として、市街地周辺から河口域に向けて川沿いに現地踏査を実施する。

そして、河口域のマングローブ林周辺のプラスチック汚染モニリタリングサイトを決定する。

使用したドローン

Research results

研究成果

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